【ゴルフ場デビュー】1日の流れとコースでのマナーを合わせて解説

ゴルフ

社会人になると上司や同僚に誘われてゴルフを始める方も多いのではないでしょうか?

とりあえずゴルフクラブを買って、打ちっぱなしで練習し、いざコースデビュー!となった時、以下のような疑問や不安があるのではないでしょうか。

ゴルフ場に行ってゴルフするのは初めてだし、どんな感じかわからない…。

ゴルフってどんな流れでやるの?

覚えておいた方が良いマナーやルールは?

ゴルフ初心者が抱えるこんな疑問や不安を解消します。

なお、この記事を書いている僕は学生時代にゴルフ部に所属しており、年間約80ラウンドしていました。ベストスコアは76です。

コースラウンド一日の流れを時系列で解説

ゴルフコースでのラウンドは1日がかりです。まずは、ゴルフコースでのラウンドをどのような流れで行うのか、時系列で追っていきます。

前提として、以下の条件を設定しておきます。

前提条件
  1. 自宅からコースまでの所要時間は車で1.5h
  2. スタート時間はAM 8:30

なお、この記事は一般的なゴルフコースをベースとして流れを記載しています。
コースにより独自の対応をしている場合もありますので、その場合はコースの指示に従ってください。

AM 6:00 自宅出発

スタート時間のおよそ1時間前にコースに到着するようにしたいです。

コースまでの所要時間を見込んで、自宅出発の時間を設定しましょう。

時期や交通経路により、渋滞が見込まれる場合はその分はやめに出発しましょう。
スタート時間に遅れるのは厳禁です。

AM 7:30 コース到着

コースに到着すると、だいたいのコースではクラブハウス(受付フロント、ロッカー、風呂、レストランなどがある建物)正面玄関前でスタッフが待ち構えていますので、ゴルフバッグを預けましょう。

ただし、最近はセルフサービスのコースも多いです。
セルフサービスの場合は自分で運びましょう。

プレーで使用するゴルフカートの方へ運んで行ってくれます。
(ヤマト便等で事前にコースに送っている場合はスタッフに確認してください。)

クラブハウスに入ったら、受付を行います。

受付では、ホテルのチェックインのような感じで氏名、住所、スタート時間、予約者名などを用紙に記載します。
たいていの場合「メンバー」と「ビジター」の受付ゾーンがあるので、「ビジター」の方で記載してください。

AM 7:40 ~ AM 8:30 スタート前の準備

受付が終わったらロッカーキーがもらえますので、ロッカーで着替えをして、コースに持ち込まない荷物はロッカーにしまっておきます。

着替えが完了したら、スタートまでは自由に過ごしてください。

練習場が併設されているコースでは軽く練習することができますし、練習用グリーンはたいていあるのでパターの練習ができます。
練習する場合はマスター室(クラブハウスからコース側に出たところ)でロッカー番号と名前を記入するとスタッフから練習場コインがもらえるパターンが多いです。
30球1コイン300円くらいです。

練習をせずに、同伴競技者と談笑したり、クラブハウス内のレストランで優雅にモーニングセットを食べるのもOKです!

それぞれスタート前の時間を過ごしたら、スタートの10分前には自分が乗るカート付近にいた方がいいと思います。
ゴルフ場スタッフがキャディバッグをカートに設置しておいてくれますので、自分のキャディバッグがあるカートを探してください。
すると、コーススタッフがカートの使い方やそのコースのローカルルール、スタートの順番などを教えてくれます。
「38番のカートの後ろを行ってください。」みたいな感じです。

AM 8:30 前半スタート

朝一のティーショットは後ろの組の人たちが見ていること多いので、初心者の人はたぶん緊張すると思います。

ナイスショットではなくても、とりあえず前に進めば良しとしましょう。

ゴルフの1ラウンドは全部で18ホールで、前後半9ホールずつに分かれます。
全部で18ホールのゴルフコースの場合、1~9番ホールをOUTコース10~18番ホールをINコースといいます。
OUTスタートの場合、1番ホールをスタートすると、ぐるっと回って9番ホールを上がるとクラブハウスに戻ってくる形になり、前半終了となります。
後半はINスタートとなり、10番ホールをスタートし、18番ホールを上がって終了となります。
必ずOUTコースから始まるわけではなく、INコースがスタートの場合もあります。

プレー時間は、混雑状況にもよりますが、だいたい2時間半くらいのプレー時間になると思います。

AM 11:00 ~ AM 12:00 ランチ

クラブハウスに戻ると、スタッフから後半のスタート時間を告げられます。
だいたい、1時間後くらいになると思います。

その後、レストランで昼食を食べます。

ゴルフ場の食事は結構おいしいです。

価格は1000円~2000円の範囲内という感じですが、昼食付プランの場合はスタンダードな食事の価格まではプレー代に含まれていれ、より高いメニューを選択する場合は差額を追加で支払います。
例えば、1200円まではプレー代に含まれている場合、1500円の料理を注文すると、プレー代に300円が追加されます。

食べ終わったらまたスタート時間前には後半のスタートホールへ行きます。

PM 0:00 後半スタート

前半OUTコースを回った場合、後半はINコースを回ります。

後半のスタートホールではギャラリーはほとんどいないと思うので、安心してティーショットを打ってください。

後半もだいたい2時間半くらいのプレー時間になると思います。

PM 2:30 後半終了

クラブハウスに戻ってきたら、スタッフからクラブの本数を確認するように言われます。(途中で落としたり、忘れたりしているかもしれないので。)

問題なければ用紙にサインして、ロッカールームに行き、帰りの準備をします。

ロッカールームは大浴場につながっているので、入りたい人はお風呂に入りましょう。
夏場はすごい汗をかくので、入った方がいいと思います。
帰りに車の運転をする人は、眠くなってしまうので、さっと入りましょう。
ちなみに、バスタオル・フェイスタオルは浴室に備え付けられています。

PM 3:30 清算

おふりから上がり、荷物をまとめたら、受付フロントにロッカーキーを返して料金の精算をします。

精算機を設置しているコースもあるので、その場合は精算機にロッカーキーをかざして清算します。

清算が完了したら、車に荷物を積み込んで帰路へ…

PM 5:00 帰宅

無事自宅に到着したら終了です。

ざっとですが、ゴルフ場での1日がどんな流れで進むのかイメージできたと思います。

初心者が気を付けるべきマナーは?

僕が社会人になってから、まわりの友人たちがゴルフを始めて一緒にプレーする機会が多くなりましたが、その中で、ゴルフ初心者がやってしまいがちなマナー違反はだいたい共通していることがわかりました。
以下で、初めてのゴルフ場で初心者が気を付けるべきマナーをいくつか紹介したいと思います。

ゴルフ場に行くときの服装は?

絶対やめた方がいいのは「ジーンズ」と「サンダル」です。

最近はゴルフ場側もゴルフの敷居を低くしようと ドレスコードを定めないコースも多いですが、どんなコースでもジーンズ、サンダルはやめた方がいいです。
実際に私の友人でコースデビューのときにジーパンで着た不届き者がいました。
パブリックコースだったので、コースのスタッフに注意はされませんでしたが、周りの客からは白い目で見られていました…笑

最近はTシャツでも問題ないコースが増えましたが、ベターなのは襟付きシャツ、チノパン、靴です。

プレー中に気を付けることは?

初心者が気を付けるべきプレー中のマナーは次の3つです。

  • グリーン上はシューズを引きずらない
  • 打つ順番を意識する
  • ゴルフクラブをコースに置き忘れない
グリーン上はシューズを引きずらない

グリーン上で少しでもシューズを引きずると、グリーンが傷だらけになります。
グリーンはゴルフというスポーツで締めくくりを担う大切な場所なので、ゴルフ場が丁寧にメンテナンスをしています。
グリーンを傷つけると、パッティングにも影響しますから、ゴルフ場だけでなくほかのプレーヤーにも迷惑が掛かります。

グリーン上ではシューズを引きずらないようにゆっくり歩きましょう。

打つ順番を意識する

プレー中は同伴競技者の中で打つ順番を意識しましょう。

ゴルフにおいてスロープレーはマナー違反となります。

打つ順番を意識していないと、必ず自分のプレーが遅くなりスロープレーにつながります。

ゴルフはホールに遠い人から打っていきますが、同伴競技者の状況から自分が打つ順番を考えておいて、前の人が打っているときに打つ準備(どのクラブで打つか、どこに打つかを考える)をしておきましょう。

前の人が打ったら、素振りをしてすぐに打ってしまいましょう。

僕の経験上、初心者と回ると自分の打つ順番がわかっていないので、自分の番になっても打たないで待っている、ということが多かったです。

なので、打つ順番を意識することでスロープレーを軽減できると考えています。

ゴルフクラブをコースに置き忘れない

ゴルフコースを回るときは、カートを使って回ることが多いです。
カートはコースの脇に作られたカート道しか走ることができません。
そうすると、カートと反対側に自分のボールがある場合、使いそうなクラブを2,3本持って、ボール地点まで行き、クラブを選択してボールを打ちます。

この時、使わないクラブは脇に置いておきますが、そのまま置き忘れてしまうことが多いです。
特に初心者の方は自分のプレーで精いっぱいなので、忘れることが多いと思います。

クラブを置き忘れると、後ろの組の人やゴルフ場スタッフに迷惑が掛かってしまうので、忘れないようにしましょう。

気持ちに余裕をもってプレーしよう

今回はゴルフ初心者向けがコースデビュー時に不安なことにフォーカスして書いてみました。

何も知らない状態でコースデビューするよりも、この記事を見ておくだけで気持ちに余裕を持ちながらプレーできると思います。
余裕のあるプレーは必ず良いスコアにつながります。

またゴルフ初心者向けに書いているほかの記事も参考にしていただけるうれしいです。

手っ取り早く上手くなりたい、100切りしたいという方はゴルフスクールに入るのもおおすすめです。

以上、ぷみくんでした。

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