ドライバーとアイアンでスイングは変える必要があるのか?を解説します

ゴルフ

ドライバーとアイアンってクラブの長さが全然違うけど、スイング変えた方が良いの?変えない方が良いの?

アイアンは打てるけど、ドライバーは打てない、、、

(ドライバーは打てるけど、アイアンは打てない、、、)

なんで?どうすればいいの?

こんな疑問を解決します。

なお、この記事を書いている僕は学生時代にゴルフ部に所属していて、ベストスコアは76です。

ドライバーとアイアンのスイングは別物

結論から言うと、ドライバーとアイアンはクラブの長さが違うので、基本的に別のスイングになると意識した方が良いです。

他人が見ると、ドライバーのスイングも、アイアンのスイングも同じように見えると思いますが、打つ本人はまったく違う意識で打つ必要があります。

どういうことか具体的に見てみましょう。

スイングプレーンが異なる

ドライバーとアイアンはクラブの長さが違うので、スイングプレーンが異なります。

青線がドライバー、赤線がアイアンのプレーン

ドライバーの方がクラブの長さが長いので、横振りのスイングになります。

一方、アイアンの場合はクラブの長さが短くなるので縦振りのスイングになります。

正面から見るとヘッドの軌道は下記のようなイメージになります。

赤線がアイアン、青線がドライバー

ボールに対するクラブヘッドの入射角がアイアンの方が鋭く、ドライバーの方が緩やかになっていることが分かります。

ボールの位置も異なる

ドライバーとアイアンではボールを置く位置も異なります。

アイアンのボール位置

ドライバーのボール位置

ゴルフクラブの設計上、アイアンはダウンブロー、ドライバーはアッパーブローで打つ必要があります。

ボールの位置を変えることで、ヘッドの入射角を鋭く(ダウンブロー)したり、緩やか(アッパーブロー)にしたりすることができるというわけです。

ダウンブローで打つ場合はボールを右よりに置きます。
アイアンの場合は基本的にはボールはスタンスの真ん中に置きましょう。

ドライバーはボールを左足かかとの位置に置き、クラブヘッドが最下点を過ぎアッパー軌道になったところでボールをヒットするイメージです。

ドライバーはアッパーブロー

ダウンブローとアッパーブロー

そもそも、アイアンはダウンブロー、ドライバーはアッパーブローで打つのはどうして?

ドライバーは“飛ばす”ためのクラブです。

ボールをより遠くに飛ばすためには、ボールのバックスピン量を少なくする必要があります。

スピン量を少なくするための打ち方がアッパーブローであり、ドライバーはアッパーブローで打つのに適したクラブ設計になっているというわけです。

一方、アイアンはピンを“狙う”クラブです。

ピンを狙うためには、ボールにバックスピンをかけて、グリーンに落とし、止める必要があります。

スピン量を多くするための打ち方がダウンブローであり、アイアンはダウンブローで打つのに適したクラブ設計になっています。

すべて同じスイングを意識しているとうまく打てない

よく、アイアンは打てるけどドライバーは上手く打てないとか、またはその逆の状態になっている人がいます。

ここまで述べてきた通り、ドライバーとアイアンでは意識すべきスイングが違うので、同じスイングを意識して打っている人は上手く打てません。

番手によってスイングのイメージを持とう

自分のクラブセッティングの中でスイングのイメージをいくつか持つと良いです。

僕の場合は以下のようなイメージをもってスイングしています。

スイングイメージ
  • 1W
    →アッパーブロー。下から押し出してあげるイメージ。
  • 3W、5W、4U、5I、6I
    →レベルブロー。ボールをクリーンに横から払ってあげるイメージ。
  • 7I ~ SW
    →ダウンブロー。上からボールを潰すイメージ。ターフが取れる。

番手によって、どんなスイングで、どんな球筋をで打つのか明確にイメージしながら素振りをして、打つようにしています。

良いイメージを持ちながらスイングすることは非常に大切だと思います。

ただし、どんなイメージを持つかは人によって異なる場合もあります。

例えば、僕はもともとロングアイアンがあまり得意ではなかったので、6番アイアンもレベルブローを意識してスイングしていますが、アイアンが得意な人は6番アイアンをダウンブローの意識をもってスイングする人もいるでしょう。

これは自分がその番手のクラブを持った時の感じ方によるものだと思います。

なので、一概に『この番手なら必ずこのイメージ』というものはありませんが、自分なりにクラブを持った時にどんなスイングで、どんな球筋で打つかということは明確にイメージできるようにしましょう。

以上、ぷみくんでした。

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