PGAツアーのトッププロが使用していると話題のテーラーメイドSIM MAX レスキューUT( 2020年1月15日発売 )の試打をしてきましたので早速レビューしたいと思います。
なお、この記事を書いている僕は学生時代にゴルフ部に所属しており、ベストスコアは76です。
テーラーメイド『SIM MAX レスキュー』のスペック
SIM MAX レスキューはSIMシリーズのウッド型ユーティリティです。
SIM MAXレスキューにもテーラーメイド独自の技術が採用されています。
- SIMフェアウェイウッドでも採用されている「Vスチールソール」
- ミスヒットに強い「ツイストフェース」
- フェース下部のミスヒットに強い「貫通型スピードポケット」
さらに、PGAツアーで活躍している松山英樹やローリー・マイキロイ、ダスティン・ジョンソンなどのトッププロがバッグにSIM MAXレスキューを入れたことが話題になりました。
ウッド型ユーティリティは構造上アイアン型よりもつかまりやすいため、つかまりすぎを嫌うハードヒッターはウッド型ユーティリティを使わないことが多いです。
どのようなところがPGAツアートッププロに受け入れられたのか、そのあたりも確認していきたいと思います。
今回の試打したSIM MAXレスキュー#4のスペックは以下の通りです。
シャフトは純正品のTENSEI BLUE TM60(S)でした。

テーラーメイド『SIM MAX レスキュー』の試打・評価レビュー

構えてみると、フェースがあまり左を向いていないように見えます。
よく見ると、黒いフェース面は開いているわけではないのですが、クラウン部の白いラインが打球方向に対して開いています。
これにより、構えた時にフェース全体がストレート(もしくは若干オープン)に見え、つかまりすぎないイメージを持つことができます。
実際に打ってみると、イメージ通りつかまりは適度に抑えられている印象です。
しっかり叩いても、左に引っ掛けることはなく安心して振っていけます。これがプロにも受け入れられている理由かもしれません。
逆にスライサーにとってはボールを捕まえるのが難しいクラブだと思います。
また、飛距離は結構出ています。
普段自分が使っているUT(ロイヤルコレクションBBD505V 3#21°)と比較すると、SIMのほうがロフトが1度寝ているものの、飛距離は出ています。
弾道は直線的ながら、高さは十分出ています。
打感はソフトながらインパクトの感触は手にしっかり感じられます。
打球音はテーラーメイドっぽく、「パキン」と低い金属音が鳴ります。
純正シャフトのTENSEI BLUE TM60ですが、60グラム台ながら硬めでしっかりしたシャフトの印象です。
ヘッドスピードが43m/sに満たない方はRシャフトも検討したほうが良いかもしれません。
まとめ:SIM MAXレスキューは初級者から上級者まで使える

いかがでしたでしょうか?
ヘッド自体は非常に使いやすいし、シャフトを間違えなく選べば初級者~上級者まで幅広いゴルファーが使うことができるのではないでしょうか。
あとはUTということで、ラフからのショットがどれくらい打ちやすいかもポイントになるかと思いますが、Vスチールソールなので抜けがいいことは間違いないでしょう。
総合的に完成度の高いUTかと思います。
また、他のSIMシリーズの試打レビューも参考にしてみてください。
以上、ぷみくんでした。