タイトリスト・ボーケイSM8の特徴をグラインド別に解説

ゴルフ

2020年3月6日により、タイトリストのウェッジSMシリーズの最新作となる「SM8」が発売されました。

SMシリーズは各メーカのウェッジシリーズの中でも特に人気の高いシリーズとなっています。

今回はSM8の特徴を6種類あるグラインドの違いも含めて解説していきたいと思います。

タイトリスト ボーケイSM8の特徴

SM8は以下の特徴を持っています。

SM8の特徴
  • 重心位置の最適化によりインパクトの安定性が向上
  • 豊富なグラインド設定

重心位置の最適化によりインパクトの安定性が向上

SMシリーズではSM6よりプログレッシブCGデザインを採用しています。

これはウェッジのロフトが増えるにつれて、重心位置(スイートスポット)がフェース上部に移動するというものです。

このように、打点と重心位置を合わせることで弾道と飛距離のコントロール性能を高めています。

また、SM8ではさらに重心位置を前に持ってくることで慣性モーメントを向上させていて、これもインパクトの安定性に寄与しています。

豊富なグラインド設定

SMシリーズではグラインド(ソール形状)を複数用意していて、SM8においても6種類のグラインドが設定されています。

ウェッジにおいて、ソール形状はとても重要です。

打ちたい弾道、ピンへの寄せ方によってバンス(ソールの出っ張り部分)をどれくらい効かすのかが変わってきます。その調整の役割を担うのがグラインドです。

タイトリスト ボーケイSM8をグラインド別に解説

では、6つのグライドがどのような特徴を持っているか見ていきましょう。

Fグラインド

ソールで削られている部分がなく、バンス効果を強く発揮することができます。

バンスが十分あるのでフェースをまっすぐに構えて、オートマチックに打つだけです。

バンカーでも同じように打てば自然とバウンスが効いてくれます。

球が浮いているラフでも、ボールの下をくぐる心配も少なく、ヒットしやすいです。

特にウェッジが苦手な人や初めて買うのでどれがいいかわからない人はロフト56度のFグラインドをおすすめします。

Sグラインド

ソールの後方とヒールを少し削ったグラインドです。

まっすぐ構えて打つとしっかりバンスが効くけど、開いて打つとバンスの効きが少し抑えられています。

抑えるといっても少しなので、「基本はまっすぐ構えるけど、少しフェースを開きたい人」におすすめです。

Mグラインド

トゥ側、ヒール側、ソール後方を削ったグラインドです。

全体的にバンスを抑えて抜けが良くなっているので、「よくフェースを開いて使う人やいろいろな打ち方で打つ人」におすすめです。

Dグラインド

Mグラインドと同じようにトゥ側、ヒール側、ソール後方を削っていますが、ソール中央のバンスが多めに設定されているグラインドです。

まっすぐ構えるとバンスが効き、開くと抜けが良くなるので、まっすぐ構えてオートマチックな打ち方でも、テクニックを使った打ち方でも対応できます。

Kグラインド

幅広ソールでバンスのあるグラインドです。

ソールが良く滑ってくれるので、多少のダフっても問題ありません。

ミスに強いやさしいモデルなので、アベレージゴルファーやアプローチが苦手な人におすすめです。

Lグラインド

トゥ側、ヒール側、ソール後方を大きく削ったグラインドです。

ソール幅も狭く、6グラインドの中で一番バンス効果が少ないモデルです。

テクニックを駆使していろんなショットを打ちたい上級者向きです。

SM8のグラインド選びに迷ったらF、S、D、Kから選ぼう

6種類もグラインドがあったらどれを選べばいいかわからないですよね。

まずはロフト56度のFグラインドを基準に考えましょう。

初めてウェッジを買う人や、初心者レベルの人はまずは56度のFがおすすめです。

次に、ある程度ゴルフの経験があって、少しフェースを開いて打ったりもしてみたい人はSもしくはDをおすすめします。

逆にアプローチ苦手な人はやさしく打てるKがおすすめです。

MやLを使えるのは上級者の中でもアプローチが本当に上手な方だけではないでしょうか。

上級者でも、アプローチはやさしく攻めたいですよね。

まとめ:自分に合ったグラインド選びを

いかがでしたでしょうか?

SM8の特徴を各グラインド別に解説しました。

ゴルフのスコアを良くするのにアプローチは非常に大切ですが、アプローチがうまくなるには自分に合ったグラインドを選択する必要があります。

自分に合わないグラインドを使うとゴルフは非常に難しいものになってしまいます。

ぜひ自分に合ったグラインドを見つけてください。

以上、ぷみくんでした。

タイトルとURLをコピーしました