冬のゴルフは飛ばない止まらない!原因と対策を解説します

ゴルフ

冬になるとボールが飛ばなくなったり、グリーンで止まらなくなったりするけどどうして?何か対策あるの?

ゴルファーの皆さんが抱くこんな疑問を答えます。

なお、この記事を書いている僕は学生時代にゴルフ部に所属していて、ベストスコアは76です。

冬のゴルフは飛ばない!止まらない!

冬のゴルフは夏に比べると全然飛ばないです。

夏の番手の基準で打ってしまうと、グリーンに届かなかったり、手前のバンカーに捕まったりしてしまいます。

良く言われることは、冬のゴルフの場合、夏より5~10%程度飛距離が落ちるだろうということです。

また、グリーンも固くなってしまうので直接グリーンオンを狙うと、グリーンオーバーしてしまうことが多くなります。

冬に飛距離が出ない原因と対策

原因として考えられるのは以下です。

冬に飛距離が出ない原因
  1.  厚着していて体が動かない
  2.  寒さで体が動かない
  3.  ボールが冷えて反発しにくい
  4.  空気抵抗が大きくなる

【原因①】厚着していて体が動かない

冬のゴルフは寒いので、いろいろと着込みますよね。

そうすると、服がジャマして夏のようにはスイングできなくなります。

着込んだ状態でスイングしてみると分かりますが、トップとフィニッシュの位置が浅くなります。

対策 『ダウンベストを着る』

暖かさを確保したうえで、上半身の服の厚みをできるだけ薄くする必要があります。

厚着をしていても、打つときだけ上着を脱いでプレーするという方法もありますが、結構面倒くさいのでおすすめしません。

個人的におススメなのは、ダウンベストを着るということですね。

スイングの時にジャマになるのは二の腕周りの服の厚みなので、袖のないベストであればあまりジャマになることはありません。しかも暖かい。

僕はいつもユニクロのヒートテック極暖に、ゴルフ用の長袖シャツ、ダウンベストでプレーしています。

着ぶくれしてスイングに支障が出ることもないですし、結構暖かいです。

【原因②】寒さで体が動かない

寒いと筋肉の柔軟性がなくなり、動きが固くなります。

結果として、体が夏より動きにくくなり飛距離が落ちてしまいます。

対策 『とにかく体を動かす』

寒いからって動かずにカートでジッとしていると体は固まったままになってしまいます。

とにかく体を動かしましょう!

スタート前にも入念にストレッチをしておきます。

プレー中も、いつもならカートに乗っていくところを、歩いたり軽く走ったりしてみましょう。

体が温まってきて、いつも通りスイングできるようになりますよ。

もしかなり寒い場合はホッカイロを服に貼っておけば暖かくなります。

また、クラブと体の接点となる手が寒さでかじかんでしまうと、ショットやパターの感覚が狂ってきてしまいます。

スイングしないときは手袋や携帯用ホッカイロをして温めておくようにしましょう。

【原因③】ボールが冷えて反発しにくい

ゴルフボールは冷えると固くなってしまい、ボールの反発力落ちます。

そうすると、打球時の初速が出なくなってしまい、結果として飛距離が落ちてしまいます。

対策 『柔らかいボールに変える』

ボールは冷やさないようにポケットに入れておいたり、打つ前に手で温めておくと良いです。
それだけでも結構違いますよ。

また、寒さで固くなるのを見越して、普段使っているボールよりも柔らかめのボールにすると良いです。

僕も冬に良く使いますが、タイトリストの『HVC soft Distance』というボールはコスパ最強だと思います。
飛ぶし、打感柔らかいし、安心のタイトリストブランドなのにかなり安いです。

【原因④】空気抵抗が大きくなる

寒くなると空気の密度が高くなります。

高密度の空気の中をボールが飛んでいくと、その分空気抵抗を受けるわけです。

結果として飛ばなくなります。

対策 『番手を上げる』

空気抵抗を少なくするような対策はないので、(笑)

“考え方”を変えることで対策としましょう。

飛ばないことを前提にクラブ選択をするということです。

特に男性はそうだと思いますが、

飛ばなくなることって結構ショックなので、なかなか自分で認められないんですよね。
(実は僕がそうでした。笑)

こ、こんなはずでは、、、。

だけど、それは事実だし、冬はみんな飛ばなくなるんです。

それを認めたうえで、どうすればよいか?

1番手、場合によっては2番手上げましょう。

無理していつもの番手で打とうとすると、『飛ばさなきゃいけない』という心理が働いて力んでミスを誘発します。

無理のない番手選びをして、気持ちに余裕をもって打ちましょう。

冬のグリーンが止まらない原因と対策

冬のグリーンが止まらないのは寒さでグリーンが固くなっているからですね。

ひどいと朝はグリーンが凍っています。

こういう場合は絶対に直接グリーンを狙ってはいけません。

直接グリーンに落とすと、凍ったグリーンで大きく跳ねてしまい、グリーンオーバー。
最悪はOBになってしまうからです。

対策 『グリーン手前から転がす』

グリーンの手前から攻めましょう。

グリーン手前に落として、転がってグリーンオンすれば吉。

グリーンオンしなくても、グリーン周りからのアプローチで勝負しましょう。

そしてグリーン周りからのアプローチは転がし一択です。

グリーン周りからの転がしであれば、跳ねて飛んでいくことはないですが、凍っていると相当転がるので計算に入れておきましょう。

転がしのアプローチに関しては、以下の記事も参考にしてください。

冬のゴルフはリスクを避けよう

いかがでしたでしょうか?

冬のゴルフで飛ばない、とまらない原因と対策を解説しました。

夏に比べると、冬のゴルフの方がスコアメイクする上でのリスクは多いと思いますので、冬のゴルフは徹底的にリスクを避けるマネジメントが必要になると思います。

そのため、同じコースでも冬のゴルフは夏と違ったコースマネージメントが必要になり、夏と冬ではゴルフの内容が全然違うということもよくあります。

それもゴルフの楽しさの1つではないでしょうか。

以上、ぷみくんでした。

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