【靴磨き】革靴の内側のケアを怠ると長持ちしない【簡単なケア方法を紹介】

革靴

革靴の内側のケアしていますか?

革靴のケアはアッパー(甲革)などの外側のケアばかりに集中しがちですが、内側のケアもとても大切です。

内側のケアを怠ると、

  • ホコリがたまって、革が乾燥する
  • カビが生えやすくなる

など、革靴にとっては大きなダメージとなります。

外側は入念にケアしているからピカピカだけど、

内側をケアしていなかったせいで長持ちしなかった~!

なんてことになってしまうかもしれません。

そうならないためにも、外側のケアだけでなく、内側のケアもしっかり行いましょう!

ぷみくん
ぷみくん

外側のケアよりも簡単にできますよ!

この記事では、革靴の内側の簡単なケア方法をご紹介します。

革靴は外側だけでなく内側のケアも重要

革靴のケアというと、外側のケアが良くイメージされると思いますが、外側のケアと同じくらい重要なのが内側のケアです。

内側のケアを怠っていると、大切な革靴が長持ちしなくなるかもしれません。

ホコリが溜まって革が乾燥する

ホコリは革にとって天敵です。

革に含まれている水分や油分がホコリによって吸収され、革が乾燥してしまうからです。

もし何年、何か月と内側のケアをしていない革靴があったら中を覗いてみてください。
(暗くて見にくければ、スマホのライトで照らすと見やすいです。)

つま先の方にホコリが溜まっていませんか?

革靴の内側にホコリが溜まっていると、インソールが乾燥して最悪の場合ヒビ割れてしまうこともあります。

カビが生えやすくなる

革靴の中で人間の足は多くの汗をかきます。

通常であれば、革靴を脱いだら履き口から湿気が逃げていきますが、内側にホコリが溜まっていると、かいた汗をホコリが吸収し、革靴の中は非常に高湿度な状態となります。

こういう状態になるとカビが生えやすくなってしまいます。

しかも、カビはホコリを栄養としますので、ホコリの溜まった革靴の中はホコリの絶好の棲み処となってしまうわけです。

【簡単】革靴の内側のケア方法

内側のケアは非常に簡単で、やることは以下の通りです。

  • ホコリ除去
  • 除菌
  • 保湿栄養補給

今回はスコッチグレインのH9106を使って実践してみたいと思います。

つま先の奥にホコリが溜まっているのが分かります。

余談ですが、このH9106は購入してから3年ほど内側のケアをまったくしていなかったため、インソールにヒビ割れが発生してしまいました。

こうなってしまうと革が固くなってしまい、履き心地も固くなります。

【Step1】ホコリ除去&除菌

まずは内側に溜まっているホコリを除去しましょう。

それと同時に内側に潜んでいるかもしれないカビ菌をアルコールで除菌します。

使うのはこれ。

除菌シートを1枚手に取って、インソールなど内側を拭いていきます。

つま先の細いところは不要な歯ブラシなどに巻き付けて、ホコリを除去しましょう。

よくホコリが取れました。

【Step2】デリケートクリームで保湿と栄養補給

ホコリがきれいに取れたら、モウブレイのデリケートクリームを内側全体に塗っていきます。

モウブレイのデリケートクリームは革であればどこでも使える保湿栄養補給のためのクリームです。

伸びが良いので、薄く手に取って、直接全体に塗り込んでいきましょう。

これで終了です。とっても簡単ですよね?

終了後の内側の様子がこちらです。

革靴は内側もしっかりケアしよう!

いかがでしたでしょうか?

今回は革靴の内側のケアについて書きました。

僕は最初の革靴で外側のケアばかりしていて、内側のケアは怠っていました。

その結果がインソールのヒビ割れです。

初めて買った本格革靴だったので今でも一番愛着がありますが、履き心地が固くなってしまったのは非常に悔しいです。

『大切な革靴を末永く履いていきたい』と思う方は、外側だけでなく内側のケアも忘れずにやってあげてください。

以上、ぷみくんでした。

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