キプリスの小銭入れ「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」を使い始めてから6年くらいになります。
特に丁寧なケアなどはせずに毎日ガシガシ使ってきましたが、革は本当に頑丈である一方、使い込むほどに味が出て、良い小銭入れを買ったと思います。
この記事では小銭入れ選びに悩んでいる方に向けて、キプリスの小銭入れを紹介するとともに、選んだ理由や実際に使ってみて感じたことをお伝えしたいと思います。
キプリスってどんなブランド?

キプリスは1995年に東京で生まれた革製品のブランドです。
扱う製品は財布、小銭入れ、キーケース、カードケース、名刺入れ、ベルト、バッグなど、多岐にわたりますが、メインは財布です。
キプリスの特徴は大きく3つ挙げられます。
- メイドインジャパンのものづくり品質
- 百貨店バイヤーズ賞16年連続受賞
- 求めやすい価格設定
キプリスの特徴①:メイドインジャパンのものづくり品質
キプリスの製品はクラフトマンが1つ1つ丁寧に作りこんでおり、高品質です。
制作工程の70%(最高級ラインでは90%)がハンドメイドで作られています。
キプリスの商品に記されている「MADE IN JAPAN」の文字。それは、私たちの商品への自信と誇りを表しています。キプリスは厳選された素材を使い、機能美にこだわり、日本のクラフトマンシップが培ってきた技法が生まれる本質的価値のあるものづくりを重ねてきた証です。
出典:キプリスHP「コンセプト」より
デザインはシンプルではありますが、長く使っていくうえでは、飽きが来ずに良いのではないでしょうか。
キプリスの特徴②:百貨店バイヤーズ賞16年連続受賞
キプリスは全国の有名百貨店での評価も高いです。
全国の百貨店のバイヤーが評価する「百貨店バイヤーズ賞」で16年連続で受賞しています。
過去には9年連続で1位を受賞していた時期もあったほどです。
実際、僕も新宿伊勢丹で購入しましたがキプリスのコードバン財布は目立っていましたね。
キプリスの特徴③:求めやすい価格設定
キプリスはハンドメイドの本格的な革財布でありながら、手ごろな価格帯の製品が多いのも特徴の1つです。
1万円台のシリーズから、僕が所有している小銭入れと同じキプリスのスタンダードモデルである「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」シリーズは2万~3万円台と、希少価値の高いコードバンを使った財布でありながら非常に良心的な価格設定ですね。
キプリスのカード入れ付き小銭入れを選んだ理由

小銭入れを探すときは以下の条件で探していました。
- コードバンを使っている
- カードが2,3枚入る
- コスパが良い
理由①:コードバンを使っている
もともと革靴やら革製品が好きで、革の経年変化を楽しんでいました。
小銭入れを新調するにあたり、革の経年変化を楽しめるのはどんな革かと調べていたときに出てきたのがコードバンでした。
コードバンといえば革表面のきれいなツヤが醍醐味ですが、新品の時はそれほどツヤはなくどちらかというとマットな質感です。
ところが使い込むほどにツヤが出てきて美しく変化します。その変化を楽しんでみたいと思ったのが理由の1つです。
理由②:カードが2,3枚入る
僕は小銭入れにPASMO定期券やよく使うカードを入れておきたいので、必ずカード入れがついているタイプでないといけません。
でもなかなかそういったタイプの小銭入れはないので、探すのには苦労しました。
理由③:コスパが良い
キプリスの「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」の小銭入れは上記の条件を満たしながら15,000円という価格でした。
百貨店で実物を見たときは本当に滑らかできれいな革をしていて、

コードバンってきれいな革だな~。
これが15,000円ってお買い得じゃない?
なんて思いました。
小銭入れに限らず、キプリスのコードバンはコスパ良いですね。
キプリスのカード入れ付き小銭入れ「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」を6年使った経年レビュー
僕が購入したのは「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」のボックス型小銭入れ。
色はワインを選択しました。
外側のコードバン


外側の革はコードバンが使われています。
6年も使用すると革表面のツヤが良く出ていますね。それと同時にキズも目立ちます。
毎日仕事用のスラックスのポケットに入れて、駅の改札を通るたびに乱雑に出し入れしていたので、キズがつくのも仕方ありません。
コードバンは革表面が非常に滑らかなので、キズが付きやすいのが弱点です。
でも、コードバンにキズが付かないように使うのはほとんど不可能だし、気にせずガシガシ使ってキズも含めて経年変化の“味”として楽しんでいます。
また、裏面のはカード入れがついているので、定期券やよく使うカードなどを入れています。
近くのコンビニなどで少し買い物する分には小銭入れだけ持っていけば良いので便利ですね。
内側のベジタブルタンニンレザー


内側の革はヌメ革が使われています。
外側のコードバンは滑らかな質感ですが、内側のヌメ革は非常にしっとりした質感です。
ヌメ革はよく使い込むと飴色に変化していくといわれますが、外側のコードバンに比べるとそれほど経年変化が進んでいないようですね。
普段触れることのない折り目の部分が白いですが、新品のときはヌメ革はすべてこの色でした。
水分や油分を吸いやすい革なので、良く触れる部分を中心に経年変化が進んでいきますね。
まとめ: キプリスは革の経年変化を楽しみたい人にオススメ
いかがでしたでしょうか?
キプリスの「コードバン&ベジタブルタンニンレザー」のボックス型小銭入れをご紹介しました。
6年使ってきましたが、小銭入れとしての機能性は十分だし、長く使うほど革の経年変化も楽しめるし、今後もまだまだ使えそうなので購入して非常に満足しています。
新しく小銭入れ、もしくは財布を探している方はキプリスの商品を検討してみてはいかがでしょうか?
以上、ぷみくんでした。